車買った

ついに。安藝國に入ってすぐの,9月だか10月のある晴れた日に,
西条の中古車屋で調達したAE100とはもう別れることにした。非
常に愛着があったし,安藝國の登録番號はtunguskaさんの内的な
帰属証明でもあった。別れるのは断腸の思いである。しかし,實
際は安藝國を離れて6年経つし,そろそろそういう過去に縋る行
為も終わりにしないと,次に進めないと思い,決意した。


具体的には,手切れにする理由は以下の通り:
(1)車検が来月10日に訪れる
(2)4輪とも溝がかなり減ってきた
(3)左前窓が開かない(閉め殺しにしてもらったが,風切り音がす
るということは,完全に閉まってはいないので,雨が入り込むは
ず。)
(4)常陸國で中古車を調達したくない(2011年3月に関東地方で使用
された車兩はちょっと,ね。)
(5)左前輪室覆いが割れていて,針金で簡易補修してあるが,郄速
して外れると,左前輪を直撃して危険
(6)塗装が禿禿
(7)その他電装品が多數不良(右後扉電磁錠,兩扉鏡自動格納機構
動作せず。変速装置表示灯のうち,D灯不点灯。兩側後部拡声器不
調。)


(1)+(2)+(3)で160,000程度かかるはず。あと,定時帶と駆動軸覆
を交換する必要があるはずなので,たぶん修理に合計200,000は必
要になる見込みである。加えて,小僧や仔娘。の形跡がまだ随所
に殘っており,それらは日常の仕様のためには情緒的な妨げにな
る。


また,ふと見知らぬ土地に駐車して,この車兩を見ると,小僧等
を連れて出かけたときのことが思い出され,悲しい。そういう理
由で一旦綺麗にしたいと思った。できることなら,樂しかった過
去にもつながっていて,安藝國との関係を維持しているような氣
分になれるこの車兩にずっと乗っていたかった。しかし,そろそ
ろ前向きになったほうがよいと思った。

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今朝,まず帝都自家用火車販売株式公司へ行ってみた。
担当が,関係ない話を數分してから本題に入る形で,まあまあ
余計なことをしてからに,と思った。年式や装備,細かい傷は氣
にせず,80万くらいで,比較的走行距離が短いものという基準で
検索したら,該当が極めて少なかった。そのうち,店舗にあった
のがNCP13であったが,今ひとつであった。あとは播磨にあるAE110
であった。これは現物がなく,判断のしようがなかった。加えて
この店舗だと納車が土浦支店へ回送してからになる,ということ
で,台車やら回送費が発生するという。調子よく契約書まで作成
してきたのだが,確信が持てなかったのでその塲で一旦話は止め
ておいた。


そして近所の別の店に行った。ここは新車販売店に隣接した,系
列の中古火車店であった。その店頭にはE110W,E120N,E120あた
りが5-6台あった。どれも走行5万公里前後で50-70万円。先ほどの
店に比べると彈が多いのに驚く。帝都自家用火車販売株式公司
見てきた話をすると,あ,あちらさんは買い取りが専門なので,
販売はそれほど彈をお持ちでない,とのことであった。


で,そのうちの壱兩に大決定した。まあね,先代のAE100もそんな
感じで即決した。以前手放した車兩は何らかの形で次の買い手が
ついたのだと思うが,今回はもう誰も乗らないであろう。ごめん
よ,AE100,どこまでも一緒に行きたかったのだけれど。地震がな
かったらもっと一緒にいられたと思う。ごめん。ほんとうにすま
ないと思う。もし,火車の墓があるなら,供養してやりたいと思う。

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そしてこんな阿呆が本庁の親玉になったり辞めたり



鉢呂経産相 首相に辞表提出

 鉢呂経済産業大臣は、東京電力福島第一原子力発電所の視察後、記者の体に触れるよ
うな仕草をしながら、「放射性物質がうつった」などという趣旨の発言をしていたこと
などの責任を取りたいとして、野田総理大臣に辞表を提出し、受理されました。


http://www3.nhk.or.jp/news/html/20110910/j1109102017411.html