段取り

職塲の中隊が関与する仕事があり,手伝いに行ってきた.
ある展示會の準備をする仕事であった.規模はそれほど
大きくなかったので,すぐ済むはずであった.また,紫峰
大學から日雇い人足も集めてあり,余裕をもってできる
はずであった.


それなのに.2時間かかって出来たことと言えば,塲所の
確認だけ.確かに,紫峰大學の人には未知の塲所であった
ため,會塲を周知させることには意味がある.しかし,
壱樓に四室,弐樓に三室しかないため,そんなものは要綱
に添付してある圖面を見ればわかる.仮に,建物の構造が
複雑であっても,15分あれば全部の位置は確認できる.そ
れだけなのに二時間も掛けるとは,容量が惡すぎる.加え
て,會塲の電腦と投射機,および展示板を設營するはずで
あったが,肝心のそれらの機材が現塲にない.業者から借
りる予定であったが,午後に届くようになっているという.
そんなら午後に集まればいいのに...しかも,紫峰大の人足
は,本日は午前だけの契約とな.阿呆くさくてやってられ
んわ.

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