片方

この件,まず,記事の書き方が誤解を招きやすいようになっている.内向き
指向と言うが,その前に,資金不足のせいで行きたくても行けない
ムキを無視している.また,この制度は一昔前の在外とどう違うのか?
若手向け,というだけ?それは良いにしても,滞在費と旅費だけでは
効果的な支援とは言えない.大學等の職があるムキが渡航しようとする
なら,その本人へのそういうった支援だけではなく,欠けた穴を補充
する費用が必ず必要である.たとえば,准教授級が抜けるなら,少な
くとも授業を4つ程度しているはずで,それを非常勤で埋めるための
費用を確保しなければ,本当に行きたい人が行けない仕組みである.
只でさえ人員が削られているため,大學にはもう余裕がない.1-2年
穴を空けられては組織が廻らないので,この手の助成には後方支援
をしなければならない.文部省の頂頁を見たが,それらしき記事は
見あたらなかった.學振のほうかもしれないが,俄にはわからない
ところに置いてあるのか.それとも,tunguskaさんの探し方が惡い
のか.

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