眞野c最終公演に関する考察

やや寒い,晴れた土曜日であった。世の中の殆どの人には只の土曜だ
ったに違いない。そういう日に,眞野cは旅立たれました。

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眞野cおつかれいな


眞野cの最終公演とは言うものの、豫習はそれほどできなかった。曲は
知らないものもかなりあった。27曲唱ったそうだ。tunguskaさんの聞
きたかった曲は全部出た。そういう點では滿足した。BDが良すぎて曲に
集中できなかった。


眞野cには申し譯ないが、木公シ甫さんと比較してしまう。いま振り返る
と木公シ甫さんは、怪物だった。彼女は唄もうまいし、話もできる。話
しをするときの溜めがうまい。眞野cは溜めが短すぎて聞く側に豫期さ
せる間合いがない。豫期しないので、豫期を裡切る面白いオチとかがで
てこない。N400も出ない。まあ、今更そんなことを言うても意味ないん
じゃがね。


眞野デリもそんな感じだったのだろう。そして、それを鞘師に取られた
ときは悔しかったじゃろうね。


御夲人には惡いが,あれはちゃんさんと田邊cのための公演であると感じた。
ちゃんさんの舞踊は素晴らしい。動きが速い。肩、肘、手首だけでなく、
指もビシッと決まっている。一方の田邊cは鈍重、というほどではないにせよ
ちゃんさんよりも遲く、キレがない。でもそこがいい。


夲隊は鞘師、新部隊IIでは田邊cが推せて、じつに良い世の中になった。
田邊cは脚が極めて長い。身長の半分はある。そんなに脚の長い人類は
見たことがない。田邊cは素晴らしいと思ったね。眞野cのお陰DAWA☆。
あ、そうそう、貳樓の中央部の關係者席には、カツタ、(かななん?)、
メイメイ、おでん君、DAWA☆が居た。田邊cかわええ。實にかわええ。

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近所に,定年で退職する教員が箱をどこからか調達してきて,そこに書物
を詰めたり,捨てる書類を詰めたりして廊下へ並べている。あと20年くら
いしたら,自分もそうやってこの業界を去る。きっと,いったい自分の人生
は何だったのだろうと悶々としながらやるんだろうなぁと思った。昨年,
安藝國大で同じように退職する教員の部屋に行ったら,やはりそうやって
箱詰めされていた。その教員は同僚でもあったし,tunguskaさんが學生の
ときに教わった教員でもあった。その教員は他の大學へ移ることが決まって
いたので樂しそうだった。いずれは最後の箱詰めをする時が来るのであろう
けれど,まだ時間があるうちは幸せなのだろう。

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