昨日の夢

古い家の北側の小さい庭に面した縁側で,仔娘。がすわって
一人で遊んでいる。現在よりも小さく,壱歳頃の仔娘。のよ
うだ。薄い半袖を着て,下は紙御襁褓を履いている。縁側へ
の窓が閉まっているので,tunguskaさんはこの左側を開けよ
うとして,戸を引こうとする。その瞬間に,あ,これは夢な
ので戸を開けても仔娘。には會えない,開けたら仔娘。の姿
は消えてしまう,と氣付く。でもtunguskaさんは,それでも,
もしかしたら仔娘。は消えないかもしれない,と思い直して,
その名前を呼びながら,戸を開ける。たぶん,本当に声を出
して名を呼んでいたと思う。戸を開けて縁側に出たとき,
仔娘。の姿が消えるのと,自分で呼んだ声に氣付いて目が醒
めたのがほぼ同時。起きて,体を起こしたときはもう涙がた
くさん出ていた。

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