帝都 - 第2バナナはおやつに入るんですか?

久しぶりに帝都に赴いた。彈丸列車を降りてすぐに氣付
いたことは，電飾看板が結構復活していること。3-4月
当時に比べると，かなり点灯しているように思った。

今朝は0600に起きて自行車で坂道を下って上って，光號
で帝都へ行った。3列の海側窓際に座った。途中，濱松
から駿府まで，隣に素敵なおねいさんが座った。その隣
(すなわち通路側)にはその上司とおもわれるｵｯｻﾝが座っ
た。ｵｯｻﾝは50歳代だと思うが，明らかにｲｹﾒﾝの類であり，
tunguskaさんが同い年になったとしたら勝てる見込みが
まったくないくらい。

tunguskaさんはあ本を読んでいたが，自然と聞こえてく
るおねいさんとｵｯｻﾝの會話からすると，公僕系の勤めの
ようである。不思議だったのは，おねいさんがｵｯｻﾝにﾀﾒ
ぐちで話していること。親子の會話ではない。なんでそ
ういう口調で話すのだろうと，摩訶不思議に思った。

その二人が駿府で降りた後，続いて品川までは若い二人
が座った。通路側は新卒のおねいさん，tunguskaさんの
隣は同じ公司の數年上の若者であった。おねいさんは本
当にこの春大學を出て，引っ越したばかり。ｶﾚｼいない。
大學までは自宅通。自宅は近い。ｶﾚｼいない。引っ越した
部屋は角部屋で涼しい。独り暮らしは自由で良い。ｶﾚｼ
いない。こないだ同じ課のxxさんから葱を參本貰ったけ
れど，使い切れないと思ったから弐本を別の人にあげた
けれどまだ余ってる。ｶﾚｼいない。引っ越したばかりで
食器が少ない。

聞くつもりはなかったけれど，聞こえてしまうのは仕方
ない。ｶﾚｼいないとは直接は言っていないけれど，それ
を示唆する言動が多かった。若い頃はこういう會話をし
て探り合いをしていたのか，とtunguskaさんの昔を思い
出させた。それは1990年代でなくても，この現代であっ
ても，必要がある人達はそういう會話をしているのであ
ろう。歳をとるとそういうのは面倒くさくなって，さぐ
りあいをする勞力が使えないのかもしれない。探りあう
なら若いうちだと思った。