施設II

本日は祖母の収容されている施設に行った.電視もなにもない
部屋で,窓に背を向けて祖母は寝床を斜めに持ち上げられて起
きていた.痴呆が進んでおり,息子(tunguskaさんの父)が認識
できない.30年以上前に無くなった,祖母の兄だと思っている
らしい.父は,この誤った認識の訂正はもう不能であると言っ
ている.tunguskaさんはなぜか認識された.でも,見舞いを終
えて,tunguskaさんが扉を閉めた後にはもう覺えていないであ
ろう.この祖母の年齢も倭國人の平均寿命統計の一部なのだろ
う.

  • -