緊急着陸

乗客の中に,医師か看護師は居らぬか


という機内放送があったとき,tunguskaさんは映画を見て
いた.tunguskaさんの真横の通路の2m程度先に,
人が仰向けに倒れていた.目撃者によると,そ
の人は機首側から歩いてきて,突然倒れたとい
う.暫くして,恰幅の良い看護士(女性)が現れ
た(ナース服ではないよ).その直後に,医師(男性)
も現れた.どちらも乗客である.倒れている人
に呼びかけても反応がない.その後,酸素吸入
やら点滴やらをして,状態が落ち着いてから,
経済席を空けてそこに患者を移動させていた.
約30分程度処置をしていた.本日は747-400で
あった.この,55GとHの間での出来事である.
(千奈美に,この頁の情報はとても正確.tunguska
さんは57Hだったが,此所の情報に在る通り,
服務台車に何度もぶつかられた.情報万歳)
その後,機長から放送があり,急病人は即刻病院
送りにしたほうがよいという診断があり,それに
従ってANCに急遽寄ることにした,そのために,着陸
重量が重すぎるので燃料を捨てる.翼端からあばばばと
やるけどわざとだから,あわてないで.ANCに着いた
ら患者を移送するために医療隊が乗り込んでくる.
運び出した後,書類を書いて,燃料を積んで,そ
れからNRTに向かう,できるだけ急いでやるからね,
ということであった.窓の外を見ていると,暫くし
てから,豪快に燃料を放出していた.行程の半分し
かまだ来ていなかったので,相当量を放出した模様.
着陸してからは黄緑色の救助装甲車のようなものが
左舷にやってきて,患者を搬送していった模様.再
給油の様子はtunguskaさんの付近の窓からは見えな
かった.


てゆうかね,ORDで離陸待ち機が多すぎて,すでに
離陸前に1h遅れていた.そしてこの件で更に遅れ,
NRTで検疫云々でさらに遅れた.結局,空港の外に
でたのは予定よりも3h後であった.


その検疫なんですが,あれはやっても無駄DAWA☆.
tunguskaさんの斜め前(56K)の半島人が搭乗時から
常にハナダーダー+咳をしていた.それなのに,検疫は
スルーだった.これなら時間と金を掛ける意味ないわ.
アレですかね,倭國の役人が好きな形式的対応の典
型のように思われる.機内へ乗り込む検疫担当者
は水色の防護服+眼鏡+面罩+手袋+ゴム長靴の完全装
備であった.検疫担当者からは"先生"と呼ばれて
いる人が少なくとも1名おり,それが医師であった
ようである.医師はもう少しマシな装備であった.
検疫担当者の対応はgdgdであった.質問紙が全
く足りておらず,飛行中に行き渡ったのは一部の
倭人のみであった.検疫担当者が乗り込んで,座
席の大きな区切りごとに左舷通路,右舷通路1人ず
つ付き,問診票を回収し始めた.しかし,上述の
ように,まず問診票を配ってから回収をし始める
わけで,とても時間がかかった.乗客も,ペンを
探しにあちらこちらの荷物棚を探ったり,行った
り来たりして,ヤレヤレだぜ,という空氣が流れる.
それぞれの検疫担当者は頸から箱を提げており,
これには黄色い紙が入っていた.これは,検疫
通りましたよ,という合格通知であった.問診票
をこれらの検疫担当者が一通り見て,おkならこ
れを呉れる.しかし,機内放送での説明もないの
で,担当者が渡す度に,これを持ってゆけ,とい
ちいち説明していたので一層時間がかかった.
検疫担当者は,箱に体温計を1つくっつけていた.
この他に,赤色で,携帯式のサーモグラフ(?機内説明
では赤外線撮像機)を持った人がやってきて,お
そらくは体温を測定していたのだと思う.問診票
で"熱がある"を選んだムキ,あるいは画像診断で怪
しいムキは,この体温計を使うのであろう.實際,
tunguskaさんの前の席の半島人は"熱がある"を
選んでいたため,一時は周囲の人が"オーノー"となり,
上述の検疫の先生が呼ばれた.そして,吊り下げた
体温計で検温したところ,大丈夫でしょ,というこ
とになって事なきを得た.この他,検疫担当者は
赤くて丸いスティッカーと,近藤さんの個装みたいな小袋
を携帯していた.これはアウトな人にシルシをつけるため
かもしれない.近藤さんのようなものは何に使うの
かわからなかったが,おそらくはクスリだろう.

  • -

セットリストキター
シャニムニとシツレンジャーの編成に期待