自動化出國審査

自動化出國審査登録をしてみた.これは倭國に4箇所しか
ないらしい.何のためにやっているのかよく分からない
事業である.審査作業を迅速化して混雑緩和ウマーという能
書きであるが,そんなことより,インチキ旅券で入ってくる
支那人をひっつかまえるために使ってほしい.まず,所
定位置にて旅券を読み取らせ,左右の示指を検出器上に
置いてそれぞれ2回ずつ走査を受けるので,有人番台より
も明らかに時間がかかる.ただ,現時点では登録者が少
ない分,自動化番台自体が空いているので,その分,登
録者の審査時間短縮という意味でのみの局所的な混雑緩
和になりうる.この登録者が増えても,自動化番台を劇
的に増やさない限り審査塲での滞在時間は減らないだろ
う.


では,自動化番台の設置は審査員の人件費を減らすこと
ができるか?あるいは,審査員の流動的な配置に貢献でき
るか?将来的には可能かもしれないが,現在は無理っぽい.
本日通過した番台は入口は壱箇所であったが,中で完全
自動化と半自動化に分かれていた.完全自動化側には番台
には当然人はいない.しかし,その前に,戰隊モノならば
旅券仮面に改造されてしまいそうな珍妙な門があり,そこ
を通過しなければならない.この門が怖くて...ではなく
て,別の理由で当方は半自動化を利用した.完全自動化門
を通ると,旅券に押印されないという特徴があるためであ
る.勤務先の規則で,出張完了の事務手続きのために旅券
の押印部分の複写を提出しなければならない.そのため,
今回は半自動化を使った.逆に,自動化を使って,事務吏
員想定外の事態への対応を観察する良い機会でもあったが,
またtunguskaさんは困ったことをして...と怒られて,永代
に禍根を残すことなっても損なので,今回は押印でやって
みた.次回はまた別の選択肢を考えてみる.


法務省入国管理局発行の自動化門の利用案内(登録の際にも
らえる)をよく読むと,あとから法務省に対して個人情報の
開示請求をすれば出入國の記録が手に入るらしい.しかし,
この記述には,




>なお,その手続きには相当の期間を必要とします.





と脅してある.試すなら,年度末の出張は避けたほうが良かろう.