tunguskaさんの實家は廣島にある(19日頃記入)

本日は安藝國へ行った。學部,大學院のときの別の研究室の先生の
定年退職記念講演と,祝賀會に行くためである。この先生は元同僚
でもある。100名程度の參加者があった。講演のあとに他の先生方と
話をしていたら,tunguskaさん妻子が疎開していることは一部の
方々は御存知であった。殆どの人から,"辞めて後悔しているのでは
ないか"とか,"また戻っておいで"とか言われた。まるで實家の親の
ような口振りであった。まあね,戻れるのならばそうしたいと思う
tunguskaさんも少しいます。ただ,まだだ,まだ終わらんよと思う
tunguskaさんもいます。男児はそもそも外に出て行って,塲合によ
ってはその先で稀に生存するが,殆どは失敗して野垂れ死ぬ,そう
いうものかもしれません。大勢の野垂れ死ぬ男児がいても,稀に成
功する個体がいれば種としての利点をもっているので,元が取れる
という話
もあるし。生物はそもそもそうする傾向にあるのであれ
ば,tunguskaさんもその一部として,あり得る行動をとっているわ
けね。そう思わないとやってられないわけでもあります。しんどい
ときは(學術的and/or生物的)故郷を思うことがってもよいでしょう。


學術的實家とか言うとうぜーと思われるかもしれません。そうかも
ね。でも,生物の本質は生きることだとしたら?息を止めたら苦し
くて,やがては口を開きます。それは個体として生存するように
できているから。ただし,個体としては経年劣化して死ぬるので,
殘りは小僧や仔娘。に生存して貰おうとする。學術的生命としても
同様に,4-5名の學術的小僧,仔娘や,その縁者が生き延びること
を望むのはうぜくないと思います。

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