結局いまもなかったことになっているという


東京電力福島第1原発事故で作業員全員が退避せざるを得なくなった場合、
放射性物質の断続的な大量放出が約1年続くとする「最悪シナリオ」を記
した文書が昨年3月下旬、当時の菅直人首相ら一握りの政権幹部に首相執
務室で示された後、「なかったこと」として封印され、昨年末まで公文書
として扱われていなかったことが21日分かった。複数の政府関係者が明
らかにした。


民間の立場で事故を調べている福島原発事故独立検証委員会(委員長・北
沢宏一前科学技術振興機構理事長)も、菅氏や当時の首相補佐官だった細
野豪志原発事故担当相らの聞き取りを進め経緯を究明。


北海道新聞
http://www.hokkaido-np.co.jp/news/dogai/345129.html