もしも

こんなことがあったとしたらどうする?
これは想像上の話かもしれないし,現實に起こったことかもしれない。
最近は天變地異が多いので,これも何か,奇っ怪な超常現象かもしれない。



某所某事業所における変更許可漏れの核燃料物質の発見について
平成23年10月25日


 某所において、酸化ウラン(約54グラム)が10月24日(月)午後発見されたため、文部科学省原子力規制室および核不拡散・保障措置室へ報告書を提出するとともに、つくば市へも報告しました。
 発見された核燃料物質は、ただちに施錠した金庫において厳重に管理を行いました。
 なお、本物質による周辺環境等への影響はありません。



で,次に何が起こったか。


某所の全研究室では,放射性物質が他にないことを徹底的に探索せよ,
そして,ないことが判ったら,ないことを示す青い丸いシルシを戸棚や引
き出し,箱等に添付せよ。何かを格納できる,全ての箇所に添付せよ,
という指令が出た。金曜までにやれ。


それで,木曜,金曜でやることになった。また,青い丸いシルシは

これね。定価210円。これを,某所全ての引き出しやら戸棚に添付する
作業を,水,木,金でやる。職員総出で。しかも,シルシの添付は,
別の事業所の職員が交互に出向いてやる。勝手に貼らないように,
交差確認しながらやれと。


発見されたのは,小石のような物質だった。それは,建物建て替えの時だかにまぎれたものであった。で,tunguskaさんの研究室や,その近辺では,そういう核物質はそもそも扱っていない。そのため,そんな物があるはずがない。従って,ないことを確認する作業は無益。で,もしあったらどうするって?Hahaha!あったとしたら,どうしてそれが核物質だとわかる?ないことを確認する作業は目視でやるのだよ?線量計とかがなくても核物質であることがわかるならば,それはもう10Sv/hとかを発していて,見たらもう死ぬとかいう水準なのでは?そんなものがあるはずがない。そもそも,どんな形をしているか分からないものを,しかも放射線を発しているものを,どうやって探せと?


そういう阿呆なことをやるのが國の仕事だとは思えない。そんな,
有り得ない作業に時間を使うくらいならば,確實に外に散らばって
いるCs137とかを回収すべき。


あまりに阿呆。ほんまにこの國はオワットル。



目視ではその,見たこともない,形も判らない核物質は探せないと
思ったので,職務を忠實に遂行するために,本日午後に線量計を発注した。
できれば倭國製がよいとおもったけれど,納期や,価格制限(50万円を超え
ると入札とかになって一層ややこしいことになる)のため,適当なところで
手を打った。届いたら測ってみる。tunguskaさんを責めるなよ。狂っとる
のは偉い人たちでしょうに!

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