親教師會

先日,親教師會の新年度の初會合に行ってきた.所謂
總會というやつである.新役員紹介のところで,副會
長,tunguskaさん,と呼ばれるので,そこで挨拶をす
る,という仕事である.それだけであった.會塲は小
學校の体育舘であった.教員に數名,男性はいたが,
一般參加者には男性は2名しかいなかった.總會は資料
を延々と読むだけの,大學の教授會に似た形式である.
事前に配ってあるのだから,そこまでする必要がある
とは思えなかった.校長が,できるだけ時間がかから
ないように,と配慮していたのが印象的であった.お
そらく,子連れの親が多いためであろう.また,校長
や教員も当然忙しいのだろうし.予算案の項目と,そ
の他の審議項目とかいうところで,1名だけ擧手があり,
質問していた人がいた.頓珍漢な質問であった.おそ
らく,御氣乃毒であるが,心の病氣なのだろう.まあ
ね,100名に1名くらいはいるはずなのだから,參加者
數比からいったら,丁度良い數である.


總會のあと,役員の會合があり,空き教室に移って顔
合わせ等をした.過日の所見どおり,會長はベリ紺で
後の席にいそうなキモいおっさんタイプである.同様に,
向こうはtunguskaさんのことを,窮兎紺で前の席にい
そうなキモいおっさんタイプと思っていることであろう.
この會長は昨年度役員によると,話が長いらしい.で,
この日もそうであった.tunguskaさんは,頷きもせず,
虚空を見つめていたところ,何度も,"御意見ありませ
んか?"と聞かれたが,その都度,"ありません"と答えた.


で,もう一人の副會長は奥多摩である.戰國さんに似
ていたら新しい浪漫の始まりであったかもしれないが,
そうではなかった.ただ,その打ち合わせの後,"前回
の引継の時に,次にする仕事がありましたよね!"とそ
奥多摩に言われた.tunguskaさんはすっかり忘れて
いたので,"何だっけ?"といったら,その奥多摩は,
"もーう"と言いながらtunguskaさんの,ザクIIでいう,
肩の前側の棘のある辺りを叩いてきた.軽い衝撃(物理
的にではなく)を覺えた.以前,大學で教えていたときに
そうやって叩いてくる女學生が稀にいた.そういうのは
いけんよ,戰國さん.


ちゃきちゃきやれば15分もかからない内容であった.
そんなことに付き合わされる教頭やら教務主任が御
氣乃毒である.

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